最近、お母さんたちから、「三年生向けの、いい算数の教材はありませんか」というようなことをよく聞かれます。でも、こういうふうに聞かれると、答えるのが非常に雌しいんですよ。やはり目的を絞らないと、いい教材は選べません。重要な部分だけを徹底的に繰り返させたいのか、それとも発展的な問題をやらせたいのか、あるいは、子どもの苦手な部分を補ってあげたいのか。目的を絞って初めて、教材選びにとりかかれるんです。「うちの子はかけ算が苦手だから、それに重点が置かれた問題集を選ぼう」というような選び方をするべきだと思います。実際、分野別になっている問題集というのはけっこうあります。くもん出版からも、フォーラム・Aからも、小学館からも出ています。いろいろな先生がつくっている計算プリントも、かけ算プリント、わり算プリント、分数プリントなど、分野別になっていて、しかも書き込めますから、非常にいいと思います。それらのプリント集や問題集は全部やる必要はなく、苦手なところができるようになればいいのです。それと、教材というわけではありませんが、コピー機は一家に一台必需品ですね。家庭用のコピー機でもいいですし、パソコンのスキャナとプリンタを使ってもいいと思いますが、プリント集や問題集はコピーして何度も反復してやらせる必要があります。また、個別指導塾が学力を向上させるのに為になると子どもの間で非常に注目を集めているそうです。