周辺大学の教員、地元のNPOと同地住民で構成されたLLP(有限責任事業組合)が千葉市の郊外団地の空き住戸を借り上げ、学生に良質で廉価なシェア住宅を提供し、地域の活性化に貢献している事例である。家賃は部屋の広さによって一万九〇〇〇〜二万二五〇〇円であり、留学生一名と日本大学生二名が一緒に生活している。留学生は来日して、日が浅く、日本語が全く話せなかったが、二人の同居者が英語を交えながら共益費や共用備品(ゴミ袋・トイレットペーパー)、ゴミの出し方、団地に住む際のルールなどについて説明を行った。
(参考)
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また、区役所での外国人登録手続きや銀行の口座開設も手伝うなど、居住者が協力して問題なくシェア居住を行っている。同じ棟の中国語ができる住民から、留学生とぜひ話したいとお茶の誘いがあるなど、団地ならではの良さを実感している。住宅管理を行う住民有志、通称「家守さん」の働きかけにより、シェア居住者は地域の清掃活動、常任委員会(団地行事などを運営する自治会の組織)、お祭りなどにも参加している。このことは、高齢化が進む団地の活性化に学生が寄与できる可能性を示している。